混沌の時代の自由討論会

混沌の時代における政治や社会などの議題に関する自由討論会です。参加者募集中の共用ブログ。

中道左派からの脱却を!

 「小さな政府で大きな社会保障を目指す」こうした言葉は民主党政権が完全に落ち目となり、党員と支援団体との集会でそうした言葉が出ました。日本の民主党が目指していたのは大きな政府論即ち福祉国家論に近いものだったのか、小さな政府論即ち夜警国家だったのか?いまだに分からないし、かつての民主党もよく分かっていないでしょう。私は日本の民主党政権は「かなり遅れて出てきた第3の道政権」だと考えています。菅直人増税で経済成長を主導する。と言う事を訴えこれはマスコミが勝手に「菅ジアン経済」などと言っていました。当時の私は労働組合の専従職員になったばかりで、民主党員は労組出身にしても一般党員にしても人柄は良かったです。ただいざ喋る場になれば、非常に口数が多かった印象があります。

 その時労組OB当時80代だったベテランは「民主党はいざとなればバラバラだから党歌でも作れ。」と言った言葉があながち悪い提案だとは思いませんでした。最終的に民主党から逃げ出す代議士が多かったのですから、あの姿を見て私は相容れないけど、せめて党の方針を「第3の道、中道左派路線」は明確にすべきだったと思います。結局、党が大きくなるにつれて保守派が続々と流入し、それこそ鵺のような政党になったのだから2大政党制なんてうまくいくわけがないです。ただの非自民政党ですから、結局負けそうになればてんでバラバラになるのは必定ですね。当時までは中道左派路線がまだ主流でしたが、現在は思い切って左派政党、大きな政府を目指してかつての福祉国家論を超える左派の新たな潮流を生み出すという話ぐらいできないと、急に政局が流れ始め多党制どころか極右が台頭してきた現在、若い新しい社会主義者が議員バッジをつける事です。それをベテラン社会主義者が支えるバーニー•サンダース、AOCのような関係なら、さらに大きな力になると思いましたが日本には残念ながら長年信念を変えなかった硬骨社会主義者がいませんでした。労働組合運動家としては、ぜひ若い社会主義者を国会に論戦の場にて鍛えて貰いたいです。左派ポピュリズムとマスコミは極右と同一視しますが、これは左翼の原点回帰です。残念ながらAOCすら、現在一応「リベラル」政党の立憲民主党ですら、極左のように扱われます。

 

 私は菅直人を結構今まで、批判しましたがタイミングが少しズレていたとは言えしっかりと課税について説明しようとした点はプラスだと思います。「増税で経済成長」と言う説明が難しそうな部分、と言うより再分配を目指す上で経済成長戦略は別物と考えるべきと私は思います。何度も私は訴えるように経済成長自体は批判していないです。高度経済成長時代と言う世界史史上稀な歴史である経済成長を実現するのは難しく、低成長でも再分配を重視し、1人1人の生活の安定が担保された時、初めて経済成長について戦略を練ることができると考えています。私達は多くのものを手に入れました。スマートフォンなんて80年代に生まれた私達ですら、学生時代考えられていなかったです。すごく世の中進歩しましたが、経済成長の観点から言えば90年代から最近までデフレ経済でした。最近ようやくインフレ傾向が見え始めましたが、この後はポピュリズムの時代です。極右は貧しいふりをしたり、エリート面をする事は目に見えているので私は労働組合として「右翼小児病に対峙せよ」と言います。

 課税ベースを見直す、累進課税を強化する、国際的な逃税は許さない、大きな政府、それも単なる高度経済成長に頼らずともスピーディーで格差是正に取り組む頼れる公共路線を打ち出すべきで、若い活動家であったSEALDsには左派の潮流としてぜひ政治的な影響力を持って欲しかったのですが、もうそれが難しいのでしょう。日本社会党ですら68年世代の爆発力を活かせなかったので現在のリベラル陣営でどこまでできるか不明です。完全に私個人の話を言えば日本のAOCAOCを超える潜在能力を持つ民主社会主義者を待ち望んでいます。

 

 立憲民主党は左の自民党を目指せという言葉に私は中道を目指す勢力に怒りしか覚えなかったです。その中道主義格差社会を生み出し、右派は封建体制すら望む「右翼冒険主義」まで生み出しました。ドイツにはドイツ帝国復活を望む人間がいるように、日本でも大日本帝国どころか幕藩体制ぐらいの反動主義者も多いでしょう。彼らが過去に戻るなら、左派は私は、同志達は少しでも未来を語らないといけないはずです。革新政党としての政権を担える新しい「Progressive」政党を望みます。新自由主義の影響しか残らない中道左派路線の脱却を。社会民主主義だって、元は社会主義革命を議会制で達成しようとしたエドゥアルト•ベルンシュタイン渾身の理論です。